2004年12月 株式会社寺小屋グループ様・導入事例
『イメージランナーで完全電子化を目指す。教育産業に新風を!』
記念すべき第1号導入事例としてご紹介するのは、松山市に本部を置く大手学習塾・株式会社寺小屋グループ様・TOP-PA本部様と各スクールに導入されたイメージランナーによる紙文書電子化・管理の現状とこれからの展望についてご紹介してまいります。
従来、各スクールからの業務報告や情報共有は全てFAXを使った紙ベースでの運用がなされていました。そのため、うまく情報が共有されないことや紙であるが故の管理の不便さが業務の"足かせ"となっていました。
現在、寺小屋グループの中にあるTOP-PA本部のほぼ全てにキヤノンデジタル複合機・イメージランナーを設置、インターネット回線でつながっています。イメージランナーとインターネット回線を使い、情報は全て各スクール、そして本部長の電子メールに配信されるようになりました。
その結果各スクールでの業務は電子化が進められ、また情報の共有も正確かつ容易に行えるようになりました。

こうした電子化に向けての取り組みの背景には、各スクールでは1カ所1名で業務を担当しているため、作業の効率を考え、できる限り画面上で業務を終わらせたいという意図がありました。「手間の削減と業務スピード向上」これこそが完全電子化の原動力となったのです。
導入当初はスクール間の文書と共有文書の電子化から始められたこのシステムも、現在では受信するFAXもパソコンへ自動転送されるように設定されており、紙に出力される情報は激減しています。
このシステムの導入責任者であり、様々な施策の指揮にあたられた、株式会社寺小屋グループ第5教務本部本部長・渡部 信哉様に完全電子化システム導入の背景、今後の展開についてインタビューをさせていただきました。
株式会社寺小屋グループ
第5教務本部・渡部信哉本部長
編:
まずは、イメージランナーを使って紙データの電子化を行おうとお考えになったきっかけを教えてください。
渡部本部長:
(紙データを電子データに簡単にすることができないかと)以前から思っていたところに出水さん(弊社販売担当)から、簡単に電子化ができるシステムがあると聞いてデモンストレーションを見せてもらった上で、導入に至りました。
電子化への思いは、私どものスクールは1スクール1名という環境下で業務を行っています。そのため業務は効率的に進める必要がある。可能な限りパソコンの画面上で業務は完結したいという考えがありました。そのためには紙データを手間なく電子化する手段を設ける必要があったのです。
編:
実際にイメージランナーを導入してその効果のほどは?
渡部本部長:
紙データでは困難だった整理に手間がかからなくなりました。様々な情報を収集した後の整理もスピードが上がり結果効率もアップしました。これがもっとも大きい効果と言えます。
編:
今後の拡充に向けて、本部長様がお考えの構想があればお聞かせください。
渡部本部長:
現在は電話回線を通じてやってくる外部からのFAX文書までも電子化できるようになりました。そのデータは全てPDF形式です。しかしPDFデータはある程度の加工はできるものの、自由に加工することはできない。WordやEXCELを操作する感覚で、電子化されたデータを加工・編集できるようにしていきたいと考えています。
先日、スキャンしたデータをWordデータに変換してくれるソフトの紹介をいただいたけれども、こういったソフトの精度がもっと高くなってくれば、十分実用の域にあると思いますよ。
また、電子化をしているとは言え、社内にはまだまだ紙として残っている文書がたくさんあります。これらの電子データ化。これも私たちの次の課題であると考えています。膨大なデータですから検索管理がキチンとできなくてはいけない。社屋の図面データなどもその中には含まれるわけですが、そういったものも検索管理していけるようなシステムにしていきたいと考えています。
編:
では最後に、情報の電子化の価値について本部長様のお考えをお聞かせください。
渡部本部長:
私たちが扱うデータの量は大変膨大です。「データが整理できること」。これが我々教育産業に於いて重要なことだと考えています。そういう意味で、データを電子化していくことは大変重要なことだと考えています。
渡部本部長(右)

弊社販売担当
顧客部・出水紀和(左)
インタビューを終えて・・・
松山市東石井にある寺小屋グループ本部を訪れ、渡部本部長に初めて対面したとき、笑顔を絶やさないお顔の中に、燃えたぎるバイタリティとエネルギッシュさに圧倒されました。多くの企業が紙データの電子化導入に難色を示し、時に挫折をしてしまう中、次々に電子化に向けての施策を構想・実施・展開されている寺小屋グループ様の原動力はもしかすると渡部本部長のそうしたお人柄の賜であるのかも知れません。ご多忙の中時間を割いてインタビューにお応えいただき、本当にありがとうござました。